自動車の整備(特にオープンカーの整備が弊社の強み)及び販売、それに付帯する業務。
1970年に父が設立。
元々、父は三菱自動車で整備士として勤務。
その後、独立。
2000年5月に法人化。
父の働く背中を見ていたし、バイク好きでもあったので、家業の家事手伝いを学生時代からしていた。
修理が好きで楽しかった。
法人化した翌年から、2代目就任。
お客様からのお誘いを受けて入会。
多分、会歴でいうと20年くらいかな?
同友会仲間や先輩から頂いた何気ない一言から、自社経営に対するアドバイスを頂けた会合だと思っている。
その何気ない一言に自分自身肯定ができ、今に繋がっていると思う。
頂いた御恩に対して、恩送りをしないといけないなぁとは思う。
自動車整備・販売会社の中でも、自社は今思えば、結果、オープンカーに特化していると思う。
それは、自分の愛車であるオープンカー(ユーノスロードスター)を、大切に乗り続けたいという思いから始まった・・・。
自社のホームページを通じて、自分のブログを通じて、今や、全国各地から、オープンカーの修理に来てくれる。
オープンカーを整備してくれる同業他社が極めて少ないからだと思う。
すぐに新車に乗り換えるドライバーではなく、車は自分の大切な相棒だと思っているドライバーがわざわざウチまで、来てくれるんだと思うと、とても嬉しく思う。
時には、遠くは九州からフェリーに乗ってきてまでも来店してくださる。
「この車種(このパターン)は、やったことがないので、わからないですよ」と言っても、うちに預けていってくれる。
そして、自分は必ずと言っていいほど修理する。時には修理できないことはあるけれど・・・笑
お客様の愛する相棒(車)を、なんとしても修理したいという強い気持ちがある。
その気持ちに応えてきたからこそ、ウチは営業マンもいない。
ホームページからの問い合わせ、既存顧客からの口コミだけで、お陰様で仕事は尽きることがない。
父が仕事をする背中を見てきて、自身もバイクやオープンカーに魅了されてきた。
そして、壊れたものを修理できたことに喜びを感じ、やりがいを感じてきた。
特にオープンカー。
結果、今となっては、ニッチだからこそ、同業他社との差別化ができ、お蔭様でお客様がお客様を呼んで来てくれるようにまでなった。
”好きなことを仕事にすると、それは好きでなくなるし、仕事にしたことを後悔する”など、耳にします。
とりわけ、私は職業柄(カウンセラー&コーチ)、そんなお話を今まで山ほど聞いてきました。
だけど、私は、”好きなことこそ、仕事にしたほうがいい”と、思ってきました。
何故ならば、好きだからこそ、様々な艱難辛苦、次々と立ちはだかるハードルを乗り越えてこれるんだって思うからです。
そう、好きだけ・得意だけで仕事はできます。
だけど、好き&得意だけでは、お金は稼げませんよね。
時代は加速度的に変化していきますから。
それは、今回のコロナで世界中が体感したことではないでしょうか?
勿論、感染症だけではなく、世界各地で勃発している戦争もある。
もはや、それは対岸の火事ではありません。
あっという間に余波がくる・・・。
そんな中、我々は、経営者ですから、まずはお金を稼ぐことが第一優先です。
何故ならば、会社と従業員さんと彼らの家族を守る為に。
今回、中村さんとお話させて頂いて思ったのは、「中村さんは超絶幸せ✨」ってことでした。
好き&得意を仕事にし(勿論、地道な努力をコツコツとされてきた)、時代の潮流に乗り(ホームページ、ブログの更新)、ニッチな分野に特化したことで(たまたまかも知れないとご本人はご謙遜で仰っていましたが)、「今は仕事に追われて例会に出る時間もない」と幸せそうに微笑まれていたことです。
うーん、中村さんに是非、今の成功事例を例会報告で同友会メンバーに伝えて欲しいです🙏
本日はお忙しい中、お話をお聞かせ頂きまして誠にありがとうございました。
(インタビュアー感想文章:増強委員長 いわもとまき)
(インタビュアー:増強委員 三崎 信弘)