歯車および機械部品の内径加工
ブローチ盤という機械を使ってキー溝などの加工

祖父が焼き入れの仕事をしていて、ブローチ専門の加工として独立したのが始まり。

自身はプロサッカー選手になりたかったが、プロをあきらめて、鉄鋼商社で営業2年間営業の仕事をしていた。サッカーの先輩の紹介で自分が何をやりたいのか考えている中、空間デザイン会社の営業をしていたが、コロナ禍で仕事がなくなり、家業である今の会社の手伝いをすることになった。

手伝いをする中、家族で働くことの良さや実家の仕事を続けることの価値を感じた。おじいちゃんともっと一緒に働きたかったのは心残り。今まで好きなことをやらせてもらった恩返しがしたいという想い。

2023年5月に東京から引っ越ししてきて入社。父から視野を広めてくるようにアドバイスを受けていたところ近所の伊藤歯車の伊藤さんに誘われてゲスト参加してそのまま入会。

普段周りに経営者が少ないので異業種でいろんな話が聞けることが新鮮で刺激になっている。
指針セミナーも受講していつか例会報告したい。青年部に入ってみたいと思っている。

祖父は4年前に94歳で亡くなる直前まで工場で仕事していた。85歳のおばあちゃんは今も現役で出社して機械加工している。弟も入社してブローチ盤は現在5台稼働している。
ブローチの種類が多いので多種類の形状に対応。小ロット短納期でも対応できるのが強み。ブローチ盤を作るメーカもなくなってきて、加工業者も廃業していってる会社も多い中、若い世代が続けていくことも強み。

今は亡き祖父から祖母ー父ー幸四郎さんー弟と家族みんなで仲が良い感じがとても出ている会社でした。