株式会社ラビットは、2015年創業の障害児童福祉事業を行う企業です。放課後等デイサービスや療育、障害福祉相談支援などを中心に、子どもたちが将来社会の中で自立して生活できることを目指した支援を行っています。
特徴は、施設の中で完結する支援ではなく、社会の中で生きていくための経験を重視している点です。学習特化型のプログラムや社会性を身につける活動、キッチンカーや子ども食堂など、実際の社会に近い体験を通して成長を促しています。
「ラビット」という社名には、子どもたちにとって親しみやすい存在であるウサギと、“ジャンプ=ステップアップ”のイメージが込められています。
「もっと社会を知る機会が必要ではないか」。
その思いから、最初は大学のような学びの場を作ることを目標に掲げていました。実績づくりのために放課後等デイサービスをスタートしましたが、運営を続ける中で多様なニーズを感じ、事業所やサービス形態を変化させながら現在の形へと発展してきました。
現在は大学という形にこだわらず、社会に出る前にさまざまな経験を積める場所を作りたいという思いで事業を展開しています。
会社経営を続ける中で、さまざまな人に相談するうちに「会社の理念をしっかり作りたい」と考えるようになりました。
その過程で同友会を知り、入会。入会後すぐに経営指針セミナーを受講しました。
理念を明確にし、会社としての方向性を定めたいという思いが、同友会入会の大きなきっかけでした。
同友会に入会したことで、経営について相談できる仲間ができました。自分が考えた理念に向かって経営を進める中で、悩みを共有できる仲間の存在は大きな支えになっています。
例会のグループ討論では、他の経営者の話し方や考え方から多くのヒントを得ることができるといいます。
将来の夢は、福祉と地域が一体となった大きなコミュニティを作ること。村のようにお互いが支え合いながら子どもを育てていく社会を実現したいと語っています。
株式会社ラビットの特徴は、「卒業を目指す支援」です。
多くの福祉サービスが継続利用を前提としているのに対し、ラビットでは最終的に社会に出て自立することを目標としています。そのため、子どもたちが自ら体験し、学び、成長できる環境づくりを大切にしています。
施設には自炊ができるキッチンを設け、子ども食堂の運営などを通して社会性を学ぶ機会を提供しています。また、一般企業の見学や体験の機会を作るなど、社会との接点を広げる取り組みも行っています。
「本人の夢をかなえるために本気で向き合う会社」。その姿勢こそがラビットの最大の強みです。
「ないものは自分で作ればいい」という発想と行動力で、必要だと思うサービスを次々と形にしてきた実行力も大きな魅力です。
子どもたちが社会の中で自分らしく生きていくための力を育てたいという思いと、その思いを実現していく行動力が、これからのラビットの成長をさらに広げていくのだと感じました。

