燃え盛るような猛暑が続く中、今回の合同例会の報告者はEASTさかい支部所属のマシタマーク株式会社代表取締役間下敦司さんに報告いただきました。
テーマは「これが令和の社長像 ~優しさだけじゃない!納得するまで諦めない~」で今期の南ブロック方針である「自主・民主・連帯の精神で指針経営を推し進めよう」にふさわしい報告者としてこれまでの経営体験を誠実に丁寧にお話をしていただきました。
お父様が創業されたマシタマークを30代の若さで引き継いだ間下さん。就任時のあいさつでは「ワンマンではない皆で意見を出し合う会社にしよう」と呼び掛けたところから、経営者人生がスタートしました。
同友会での学びも活かしながら、経営について、仕事の意義について、社員の人生について、思索することが増えていきました。印象的だったのは、今まで意見が出なかった社内会議で、飲み会企画を議題に上げた時に様々な意見がでて、一体感が出たというお話です。そこで出た信頼感を元に社内改善など重要な経営課題についても話し合うようになりました。最初は直接仕事に関係しなかったかもしれません。でもそれを許容する間下さんのやさしさ、器の大きさが今日のマシタマークをつくっている象徴のようなエピソードだったように思います。
その後も、トイレ整備にはじまる社員の意見を取り入れながら、会社が良くなっていくことを実感できる環境整備を行うことで、安心感のある、家族のような社風が出来上がっていきます。もちろん話を聴くだけでなく、経営者としての判断も必要になります。会社の現状を経理公開を通じて情報共有するからこそ、皆が納得する経営スタイルを取れているのだと感じました。
間下さんの社員さんに対する姿勢は、経営者からの押し付けでもなく、放任でもなく、温かく包み込むような、正に多様性の時代に生きる令和の社長と言えるのではないでしょうか。
報告のあとは「理想の社長像」というテーマについてグループ討論です。悩みやこれからの課題、業種ごとの違いや体験をシェアしながら様々な意見を聴きながら、経営者同士生の意見が交わせることがグループ討論の最大の魅力です
例会運営に携わったEASTさかい支部とかんくう支部のみなさん、本当にお疲れさまでした!合同例会ならではの50名以上の参加者と間下さんのお人柄を慕って懐かしいゲストの皆さんも参加された温かい雰囲気の例会が開催出来ました。
間下さんと一緒に例会づくりを担当された座長のいわもとさんもお疲れさまでした!報告者とともに学び、例会のエッセンスをしっかりまとめる技量はさすがでした(^^)/
例会運営、受付、当日までの準備お疲れさまでした!
大阪同友会南ブロックではこれからも他支部との合同例会を開催していきます。熱気ある経営体験報告と様々な学びに出会える例会にぜひご参加ください!
報告者の間下さん、改めてありがとうございました。
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2024/07/04続きを読む
2022/03/14続きを読む
2024/03/23