例会案内/例会感想

例会感想 河南支部1月例会 

2022/03/03

こんにちは、河南支部例会委員の有限会社ジェイ・テックの梅田です。

河南支部1月例会の感想です。

最近よく耳にするBCP(事業継続計画)ですが、皆さんは経営をする中でそのことについて考えたり、何かアクションを起こされたりしていますでしょうか。

BCPの定義は「企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画」(中小企業庁HPより)です。

今回は河南支部と南ブロック経営委員会の合同で、地震などの災害が多い昨今の状況も踏まえて、そんなBCPをテーマにした例会を開催しました。

報告者は熊本県中小企業家同友会 副代表理事の株式会社C・L・S代表取締役社長 松尾徹さんです。

松尾さんは2016年4月16日の熊本地震で被災された経験から感じたことを踏まえて「緊急でない、重要なこと」として例会参加者に、自分は何者で何ができるのか、何をするべきか、を考えるきっかけを下さいました。また、企業が事業を継続するのは大事ですが、事業再開(継続)に至る前の段階の、被災者が人として日々の生活を確保できることの困難と大切さも実体験から教わりました。

社内の連絡網の整備、備蓄品の確保や分配方法の基準を決めておく、など出来ることから行いましょう。防災対策は備えすぎることはありません。経営者が常日頃から準備をしておくことで、より食い止められる被害もあるのではないかと学べる例会でした。

普段考えていないことを知るきっかけになったり、考えていてもそれを一歩深めることが出来るのが同友会の例会です。ぜひ、気軽にご参加ください。気づきの扉が開きます☆

さて、こちらの例会は昨今の新型コロナウイルスの第6波の影響によりzoomオンリーでの開催といたしました。報告者の松尾さんと座長のクラシオ株式会社の瀬倉さんのお蔭様で、熊本県や沖縄県など遠方からも多数ご参加下さり、盛況な例会となりましたことを御礼申し上げます。

投稿者名
河南支部 梅田(代理 岡本)