例会案内/例会感想

かんくう支部令和4年2月例会感想

2022/03/14 かんくう支部
株式会社クリエイション 橋爪康臣氏

大阪同友会かんくう支部令和4年2月例会の報告者は株式会社クリエイションの橋爪康臣氏に登壇していただきました。会社設立から15年が経ち、イースト堺支部での会歴も長い橋爪氏が今思う会社への想い、同友会への想い、大切な周りの人たちへの想いを赤裸々に話してくれました。

テーマは儲けること。そこに込められた思いとは

株式会社クリエイションは通販事業を軸に「売れる」商品を見極め、世の中に紹介していく卸売事業やテレビ通販向けの商品の開拓、商品保管とクリーニングサービス事業など、多岐に渡ります。橋爪氏は次々と事業を開拓し、結果を残し続ける凄腕の経営者と周りから見られています。事業を続ける中でこだわり続けた「儲ける」。シンプルにして原点の考え方には、橋爪氏のこれまでの人生が詰まっていました。

極貧のサラリーマン時代からトップ営業マンに駆け上がり、意気揚々と独立してからの転落、牛肉販売を手掛けたテレビショッピングが大当たり。大逆転からのBSE狂牛病問題が起き、またまた逆境へ。ジェットコースターのような波乱万丈な展開の中、諦めずに再起を図るその姿の陰にはいつも信じて側にいてくれた奥様の存在がありました。二人三脚で培ってきた今の立場だからこそ、「儲ける」=「家族を守る」ことが自分の原点なのだと語ってくれました。

今までの報告では聞くことが出来なかった橋爪氏の本音の報告は参加者皆に、深く響く内容であったと思います。大事な人を守るために信念を貫き通す。そんな男気溢れる報告にとても刺激を受ける内容でした。

討論を見つめる橋爪康臣氏。座長を務めた(株)パール安田氏のまとめも素晴らしかったそうです(筆者は途中退席で聞けず(^^;)

本音の報告を聞いた後はグループ討論も本音で盛り上がります。経営者である以上、目をそらすことが出来ないテーマについて熱く議論を交わし合いました。成功だけでなく、失敗も含めた経営のリアルを聞くことが出来るのが例会の醍醐味と改めて感じる2月例会でした。

同友会かんくう支部の例会とは

同友会かんくう支部は大阪府の中でも堺市から以南の和泉市、岸和田市、泉大津市から泉南市、泉佐野市、岬町までの地域の経営者がいい会社、いい経営者、いい経営環境(地域や業界を良くする)ことを目指して学び合う経営者の勉強会です。報告者を突き動かした本音やリアルを知ることは、自社の経営について置き換えて考えやすく学びになります。経営者の魅力が伝わる例会づくりを目指して、支部会員の自主性によって運営されている同友会の例会に、ぜひ興味がある方はご参加ください!

投稿者名
株式会社高洋商会 山川耕平