2021年11月から始まったさかい浜支部の小グループ活動「数字を生かす経営2021」の第5回目が2022年4月19日(火)に行われました。
第5回目の内容ですが、決算書について学んでいた前回までとは異なり、実際に自社の決算書を使用して、安全性(短期安全性・長期安全性)、収益性、効率性について、経営状況の分析を行いました。
当然ながら、業種が変わると貸借対照表の資産状況や調達源泉の内容が変わりますので、分析の結果も大きく変わります。
また、貸借対照表の上では棚卸資産に分類されていても、中身は会社によって異なるため、棚卸資産の回転率や回転期間は大きく異なります。
やはり、取扱商品が飲食物であれば、それが材料であっても、製品であっても、回転期間は金属や機械製品と比較して、かなり短くなります。
今回学んだ経営分析は、様々な施策を行った結果として、会社はどういった状況になっているのかの指標とするものです。
そういった意味でも、経営者が学ぶ意義は大きいのではないでしょうか。
次回は、いよいよ管理会計の基本であるCVP分析(損益分岐点分析)です。