泉北高速鉄道と34号線沿いに会社があります。
反対車線から見ると、ヤマト商工さんの看板ではなく、お取引先様の看板が目に入ってきます。
従業員さんは約20名。50代を中心に男性の方が多めだそうです。
工場内は、射出成型機13台、原料、金型、その他諸々がありましたが、とても綺麗に整理整頓されていました。
従業員さんも笑顔で、ご挨拶してくださいました。
「祖父が初代で、フライパンの持ち手の箇所を作っていました。
その当時の社名は、”ヤマプラ”。
祖父とはあまり交流がなかったので、会社を設立した経緯はよくわからないです。
父の代で、今の成型になり、ヤマト商工有限会社に社名変更しました。」
「僕が、この会社に入社した際、代表取締役である父から強制的に入会させられました。」
「あまり出席できていませんが(多分、両手で数えられるほど)、出席したら全て勉強になります。特にグループ討論が勉強になります。
あまり参加できていない自分が言うのもアレですけどね・・・笑」
「プラスチック射出成型及び組み立、加工。
金型より完成品まで製作しています」
柏本さんは、学校を出て建築業に従事されていらっしゃったのですが、代表取締役のお父様から「お前、明日、空いているか?」と軽い感じで言われ、ヤマト商工さんで働きはじめました。
「来週はどうや?」とか言われながら、ずるずる働いていました。
初めてもらう給与明細書を見たら、そこには”社員”と記載されていて、驚かれたそうです。
流れで働き出しはや7年。
今日工場内を見学させて頂き、その際に色々とご説明を受けました。
その時の柏本さんは、「本当にものづくりが好きなんだなぁ」という表情でした。
24時間フル稼働の工場で、自分の親に近い従業員さんをまとめ、営業もされる柏本さん。
将来の継承者として、益々のご活躍を楽しみにしております。