はじめの一歩は私たちの使命に気づくこと　～地域と自社の発展～

報告者：野越成一郎氏　（株）SARABiO　温泉微生物研究所　執行役員

さかい浜支部・EASTさかい支部8月合同例会の報告は野越成一郎さんです。

野越さんは大阪での事業をゼロから起ち上げられたとき、大切にしていたお客様との「信頼」「評判」「関係性」を構築するために「やっと売れた」ではなく「もう売れた」と感じていただくために「腹八分目営業」を目指されました。

また、立命館大学や大阪府立阿武野高校での憲章活動を通じて中小企業の魅力を発信することの大切さを知り、「これが憲章の活動なのだ」「憲章って面白い」と思われて、憲章委員を続けようと決意されました。

そして7月20日の中小企業の日に憲章政策本部の行事として地域の人に中小企業の魅力を知っていただき、自分たちの地域には素晴らしい中小企業があり、日本経済を支えているのは中小企業であるということを理解してもらうために「大阪わかそう」を開催し、埼玉での全国総会で活動を報告されました。

憲章の「中小企業は、社会の主役として地域社会と住民生活に貢献し」や中小企業家同友会の理念である「国民や地域と共に歩む中小企業」にあるように中小企業は地域に対して社会的責任を負っています。

憲章や社会的責任というと難しそうですが、優秀な人材を確保できる環境を整え、適切な人事評価を行い、地域やお客様と共存し、価値ある商品やサービスを提供するという当たり前の活動を通して地域貢献や社会活動を行えば、中小企業の評価として「信頼」「評判」「関係性」が得られるとおっしゃっていました。

今から来年の「大阪わかそう」が楽しみですが、憲章や理念を意識しながら当たり前の活動を通して地域への社会的責任を果たしていきたいと思いました。

例会を通して一緒に学びあえる仲間が増えていくことがさかい浜支部・EASTさかい支部の思いです。

一緒に支部を作っていきましょう！！参加をお待ちしています。