橋本氏の話は、その経営哲学と実践について非常に感銘を受ける内容でした。
若い頃のサラリーマン時代から義父に3年かけて口説かれて事業を継いだあと、同友会活動を通じて得た知見をどのように自社経営に活かしたかに焦点を当てて話していただきました。
橋本氏は、「覚悟」を決めて何でも吸収し、同友会から得た知見を徹底的にパクり、それを自社に活かす姿勢を貫いてきました。
特に、橋本氏が事業を継いだ際に、どのようにして同友会の知見を自社の経営に落とし込み、会社を成長させていったのかという具体的なエピソードには強いインパクトがありました。
また、同友会を徹底的にパクり、使い倒すとのお話でしたが、単に報告で得た知識をコピーして実践するだけでは経営は成り立たず、自社に浸透させるためには諦めずに伝え続けることの重要性を伝えていただきました。
同友会の会費298万1000円を、11億円の売上に活かしたというお話は、同友会メンバーが経営者として同友会で何をし、何を得なければならないのかを端的に伝えていただける言葉でした。