例会案内/例会感想

かんくう支部6月例会感想

2022/07/05

報告者 株式会社One Step 代表取締役社長 永友純一

― 社員を虹色に輝かせる環境を作ろう -

発表の様子
  • はじめに
  • 報告者の紹介
  • 報告概要と感想
  • ディスカッションの様子
  • 最後に

はじめに

 6月例会の感想を担当しております。さむらい小グループの北川です。毎回例会の報告者の方々から心のこもった報告を頂きますが、今回も報告者の永友さんの想いが伝わる良い例会だったっと思います。今回もハイブリッド例会ということで、会場とZoom経由で月例会を開催しました。Zoomでも報告内容は十分伝わったかと思いますが、画面に納まりきらない現場での熱というもののありますので、新型コロナウィルス感染拡大が収まった暁には、ぜひ会場までお越し頂ければと思います。

報告者の紹介

 6月例会の報告者は、既にご存知の方も多いかもしれませんが、株式会社One Step代表取締役 永友純一氏でした。報告者の経歴を一言で語るのは難しいくらい、これまで色んな経験を積んでこられています。今回の主たるテーマではないですが、バンドやウィンドサーフィンを真剣に取り組んでいた時代の話も、個人的にはじっくりと聞いてみたいです。

 リハーサルからお話を聞いていますが、流れるようにお話をされている印象が強く、余り悩まれないのかと思いきや、会社のこと、従業員のことに色々なことに悩まれ、悩み抜いてこられたそうです。個人的には、悩まれることを意外とも思いましたが、お話を聞いて悩み抜いて決断されているからこそ、その後の動き・判断に淀みが無いのかも知れません。そんな報告者ですが、悩んでいた時期に、徳川家康などの偉人の書籍を読み漁り、著名な経営者の足跡をたどって、行きついたのが同友会とのこと。今では同友会で学んだことを実践することが重要であるとおっしゃられており、同友会の指針書を大事にされています。

報告概要と感想

 報告は報告者の生い立ちから始まりました。前述の通りバンド活動やウィンドサーフィンの話もありました。祖業である塗装業から、将来を考えると現在の業務である内装業など幅を広げていく話や、その過程で独立して自ら仕事を請けていくクダリがありましたが、安易に今に満足せず新しい事に挑戦していく姿はなかなかマネのできないことだと感じました。また、独立間もなくの話で、出来るかどうか分からないとしても、自らを頼って仕事を頼みに来た相手に対して、全力で仕事に挑み、完遂していったことを思うと、大きな規模の業務が徐々に増えていくには理由があるのだと感じさせるエピソードだったと思います。ここまで他者をリードできる人だと、ワンマン経営なのではないかとも思いましたが、社員の方々の自主性を大事にされており、社員の方々の挑戦を後押しされていることが報告の随所に現れていました。また、成功したら社員の手柄、失敗したら俺の責任とおっしゃられていましたが、有言実行で実践されているので、社員の自主性が育まれているのだと思います。報告の中であった、絵の上手な社員の方が仕事を通して自律(自立)していく話は、感動しました。そんな報告者が同友会の指針書を信じて、体現しているので社員の方にも報告者の掲げた理念が浸透していっているのだと感じました。

ディスカッションの様子

 報告の後のディスカッションの様子を撮影しました。ディスカッションは株式会社One Stepの社員の方も参加されており、自社の状況や社長の考え方を再認識する良い機会になったのではないでしょうか。残念ながら時間の関係で全グループ発表とはなりませんが、グループ長のリードのもと、各テーブルで、報告者の”熱”が伝わったようなディスカッションが交わされていたように思います。報告者が悩まれていた時に、「50人からの社長と話す機会が他にあるか」と問われ、同友会に入ることを決めたとおっしゃられていました。その言葉通り、普段はお忙しい経営者の方々が一同に会して意見を自由に述べる機会は他には中々ないかも知れません。

最後に

 今回の月例会は登録者数で126名と100名を超える例会になりました。リハーサルの頃にはまだ登録者数60名を超えるか、超えないかの頃に報告者は、せっかくなんで100名を越えたいっと言われていまいた。ただ、あくまで目標として目指していこうという進めていましたが、蓋を開ければ、報告者の有言実行で100名を超える例会となりました。会社の場だけでなく普段から有言実行されている報告者の姿勢を間近で見れたことは、個人的にも学びが非常にありました。

 同友会の月例会にはゲスト参加も可能です。もし、この記事をみて月例会にご興味を持っていただけたら、ぜひ月例会へゲスト参加してみて下さい。きっと、皆さんにとって、気づきの場になることだと思います。

投稿者名
北川廣基